年齢とともにがんと生活習慣病のリスクは上がります。
年齢によっては、次のようなオプション検査をおすすめします。
男 性
40歳~ 頸動脈超音波検査(動脈硬化が気になる方)
・加齢によって起こる動脈硬化の有無や進行程度がわかり、ひいては脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高いかどうかわかる検査です。高血圧や脂質異常症などの危険因子がある方は受けておくと動脈硬化の早期発見ができます。
45歳~ 前立腺腫瘍マーカー 前立腺超音波検査
・前立腺腫瘍マーカーと超音波どちらがいい?
がんのリスクを調べたいなら腫瘍マーカー、前立腺疾患(前立腺肥大症など)を調べたいなら超音波です。がんは前立腺の大きさに関係ないため腫瘍マーカーと合わせての検査がおすすめです。
50歳~ 骨粗しょう症検査
・男性も女性も40歳頃までは一定の骨量を維持できますが、その後は加齢とともに徐々に減り始めます。
女 性
30歳~ 子宮頸がん検査 乳房超音波検査
子宮頸がんは若年化が進み、20~40歳代で発症するケースが増えています。
若い年代は乳腺が発達しているので、X線では写らないこともあります。そのため超音波検査がおすすめです。
40歳~ マンモグラフィ検査
乳腺内の病変を明瞭に撮影できます。乳がん全体の2~3割に生じると言われる石灰化はマンモグラフィ検査の方が評価しやすいです。
50歳~ 骨粗しょう症検査 動脈超音波検査(動脈硬化が気になる方)
・女性は閉経により骨密度が低下し、骨粗しょう症になるリスクが上がります。