中枢型睡眠時無呼吸症候群とは

中枢型睡眠時無呼吸症候群とはどんなものですか?

先天的な問題などで、「呼吸中枢」の機能が弱いために呼吸が時々弱くなったり、止まってしまうものです。生まれたての赤ちゃんなどでたまに発症することがありますが、成人にはまれです。成人ではパーキンソン症候群や脳梗塞後などに見られることがあり、心臓の機能の低下時にも出現することがあります。

中枢型無呼吸症候群の特徴はありますか?

鼾を伴わなかったり、自覚症状がない方が少なくありません。夜間に無呼吸による呼吸不全が繰り返す結果、二次的に心不全を発症して発見されることもあります。

中枢型睡眠時無呼吸の治療は閉塞型と違うのですか?

軽症ならば呼吸を刺激する薬が有効なことがありますが、重症の場合は、睡眠時に(見かけは閉塞型に使用するCPAPと同じですが)CPAPより複雑な一種の人工呼吸器を装着します。