SAS診療の流れ

【診察】

お話をお伺いし、必要な場合は耳鼻科受診やレントゲン、血液検査などを行うこともあります。

【簡易検査】

まず、簡易検査(スクリーニング検査のこと)を行います。多くの場合は、当日に機械をお渡しできます(本体は小さいのですが、センサーなどを含めるとハンドバッグくらいの大きさです)。就寝前にご自分でセンサーをとりつけ、スイッチを入れ、翌朝起床時にスイッチを切ります。

簡易検査の機械は翌日午前10時まで、できれば9時頃までに返却して下さい(返却が遅れると、翌日検査希望の方が検査を受けられなくなるため、時間をお守りください)。返却だけですので時間はかかりませんし、代理返却も可能です。

【結果説明の受診】

①睡眠時無呼吸症候群がない(あるいはごく軽症で治療の必要がない方)は、終了です。

②症状が強いのに軽症と判定された方は、結果に応じて歯科に紹介してマウスピース(スリープ・スプリント)の作製や、手術をご希望の方には耳鼻科紹介、必要に応じて精神科等の紹介をも行います。
③重症と判定された方には、確定診断のための1泊入院検査を行います。

※超重症の方では、入院検査を省略してCPAP治療を開始できる健康保険上の規約がありますが、検査不十分での(生涯にわたる可能性のある)治療はお勧めできません(湘南大磯病院では、入院検査は行っていません。入院検査が必要な方は湘南藤沢徳洲会病院ないし、近隣の可能な施設をご紹介します。状況によっては、在宅ポリソムノグラフをお勧めすることがあります)。